Skip to content
  1. トップ
  2. カルチャー
  3. コンテンツ編成本部で活躍するのはどのような人材か

コンテンツ編成本部で活躍するのはどのような人材か
モニクルリサーチ採用担当の柳奈央子さんに聞く【Vol.4】

 

module.blog_main_image.alt

株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」やくらしとお金の課題解決サービス「MeChoice(ミーチョイス)」などを運営するメディアサービス会社です。

LIMOは2015年にコンテンツ配信をスタートし、現在では月間ユニークユーザー数が1200万人を超える日本でも指折りの経済メディアとなっています。LIMOで取り扱うコンテンツは、はたらく世代が日々のくらしの中で直面するお金の話を中心として、専門家がわかりやすく解説することを目指しています。

また、ユーザーのお金に関する課題解決にも取り組んでおり、2022年にはWebサービスであるMeChoiceをスタートしています。

今回は、株式会モニクルリサーチの採用担当である柳奈央子さんにVol.1Vol.2vol.3の記事に引き続き、「モニクルリサーチのコンテンツ編成本部はどのようなことをしているのか」、また「コンテンツ編成本部が求める人材」や「どのような人材が活躍しているのか」について話を聞きました。

※※2024年9月4日付で、株式会社ナビゲータープラットフォームは株式会社モニクルリサーチに社名変更いたしました。また、記事内の情報は、2024年7月時点のものです。

profile_icon_np_yanagi-2

株式会社モニクル
採用担当

柳 奈央子 Naoko Yanagi

岐阜県出身。ゲーム開発企業株式会社オルトプラスにてコーポレートブランディング部のマネージャーとして年間100名規模の採用に従事。主に採用活動を軸としつつ、採用広報、総務、インナーブランディングと幅広い経験をする。また、社内ベンチャーとして採用代行のサービスの立ち上げや、バックオフィス向けコミュニティの運営などにも携わる。2023年4月に株式会社モニクルに入社。

コンテンツ編成本部はどのような事業を行っているのか

今回はコンテンツ編成本部についてお話を聞かせてさせてください。

コンテンツ編成本部の主な仕事は、当社が運営するLIMOのコンテンツ編成に関わることです。

コンテンツ編成本部では、LIMOのコンテンツ企画にはじまり、その制作、全体を俯瞰しての編成を考えます。

コンテンツ編成本部は、大きく2つの部署に分かれています。

メディアグロース企画推進室と編集統括室です。それぞれの役割は異なるので、具体的に説明していきます。

culture-202407-02_ph01

メディアグロース企画推進室はコンテンツのR&D的存在

それでは、メディアグロース企画推進室からお願いします。

メディアグロース企画推進室(以下グロース室)は、新規コンテンツの研究開発を行っています。製造業や製薬会社でいえば、さながらR&D(Reserach and Development)とでもいえるでしょう。

culture-202407-02_ph02

メディアは時代の変化の中で、姿そのものも利用のされ方も変わります。古くはブロードバンドの普及で、ネットメディアが紙媒体よりも存在感を増してきたという歴史があります。また、最近の例でいえば、スマホの登場により、ニュースの読まれ方も変わりました。媒体を選んで読むというよりも、流れてきたニュースを見る人が多くなったのではないでしょうか。

そうした変化の中で、読者やユーザーに必要とされるコンテンツ内容も変わります。環境が変化する中、グロース室はどういった記事が読まれるのかを企画し、開発することが役割です。

culture-202407-02_ph03

具体的にどのようなプロセスで仕事をしているのでしょうか。

すべては、データ分析からはじまります。

ネットメディアにおいて、読者や利用者の反応はすぐにデータでわかります。したがって、「何が読まれているのか」、「どの配信チャネルで読まれているのか」、「読者や利用者はどんな反応をしているのか」などを、短時間で把握することができます。

そうしたデータをもとに、グロース室は次に読まれそうなコンテンツ企画を行い、プロトタイプを作成します。そのプロトタイプの反応を確認しながら、読者の需要が本当にあるのかを検証します。

 

編集統括室はコンテンツ編成本部の”エンジン”の働きをする

編集統括室はどのような仕事をしているのでしょうか。

編集統括室の主な役割は、メディア編集本部の編集者が取り扱わないコンテンツジャンルであったり、グロース室が企画したコンテンツの完成度をあげてプロダクト化することです。

culture-202407-02_ph04

グロース室による企画は、「読者やユーザーの需要はありそうだが、読み物としての完成度にはこだわりきれない」ことも少なくありません。その場合には、編集統括室の編集者の工夫と努力により、読みやすくしたり、興味を引いたりする工夫を行っています。

編集統括室の編集者は書籍の編集経験があるメンバーが多く、読みやすさにこだわったコンテンツ制作を行うことが得意です。

編集統括室の編集者とLIMO編集部の編集者との違いは、どこにあるのでしょうか。

編集統括室が取り扱うテーマは基本的にはグロース室と連携しているため、編集統括室のメンバーが自らゼロから企画することは多くはありません。一方で、LIMO編集部の編集者は自らが企画し、コンテンツ制作を行うので、この点が一番大きな違いとなります。

編集統括室の企画や取り扱うテーマはグロース室と連動することが多いため、より制作に時間をかけています。効率とアウトプットが求められる部署になります。

デジタルメディアでの編集経験が短い方でも、編集統括室を経て、LIMO編集部に異動となる方もいます。

 

コンテンツ編成本部ではどのような人材を求めているのか

コンテンツ編成本部では、どのような人材を求めているのでしょうか。

当社が価値観として大事にしているキーワードが3つあります。

「誠実」「卓越」「尊敬」

以上の3つが、当社が社員に対して求める価値観です。ひとつずつ簡単に説明していきます。

まず、仕事に向き合う姿勢で求めるのが「誠実」であるということです。自分の仕事がお客様や取引先企業、そして仲間といったステークホルダーに対して誠実であるかを大切にしています。たとえば、「この仕事は本当にお客様のためになっているのか」「この依頼は相手に無理を強いていないのか」「この議論は本音で行えているか」といったことを常に考えるということです。近江商人が大切にしていたまさに「三方よし」がまさに当てはまります。

ふたつめは「卓越」です。当社は社員に対してそれぞれの立場におけるプロフェッショナルとして卓越性を求めています。仕事におけるスキル面はもとより、仕事に対する責任感も求めています。仕事の品質や精度、スピードは最終的には個人に依存することになります。したがって、個人の卓越性なしには良い仕事はありえません。それぞれの得意分野で卓越していることが求められます。

最後は、相手を「尊敬」する気持ちを持っているかという姿勢です。仕事をするとなれば「発注する側」「発注される側」という関係が生じます。社内においても「お願いする側」「お願いされる側」という関係もあるでしょう。発注する側が発注される側に対して尊敬の姿勢を欠いてしまうと、仕事の精度も落ちるでしょうし、その後の継続性も疑わしくなります。これは社内の関係でも同じです。仕事はそれぞれの役割で成立するものです。尊敬のベクトルはお客様だけではなく、取引関係者、社員同士にも向けられるべきと考えています。

culture-202407-02_ph05

コンテンツ編成本部で成功している人はどのような人でしょうか。

当社で成功している方は、部署関係なくいえるのですが、「チームプレーヤー」であるということです。これは、先ほどお話ししていた3つの要素が重なり合うと見えてくる特徴です。

また、コンテンツ編成本部は、室や本部をまたいだ連携が必要となります。たとえば、グロース室が企画したアイデアを編集統括室がプロダクト化したり、編集統括室はメディア編集本部のLIMO編集部のコンテンツ企画を意識したコンテンツ編成を行ったりと、コミュニケーションを上手に行えるチームプレーヤーでなくては成立しません。

ここまで、グロース室と編集統括室がありましたが、それぞれ求める人材は異なるのでしょうか。

はい、部署ごとに異なっています。

グロース室で求める人材は、データにもとづいて新しい企画を考え、またデータから着想を得た仮説に基づいて、自ら手を動かしてコンテンツの原案を作れる人材です。同時に、忍耐力も必要です。コンテンツのR&Dは成功確率がきわめて低いです。だからこそ、焦ることなく新規のアイデア出しを行える忍耐力が必要です。

編集統括室で求められる人材は、日々の効率改善とアウトプットの成長を実現できる人材です。また、編集者としてコンテンツの内容にこだわり、その品質にこだわれる人材です。

本日は長時間、ありがとうございました。

ここでは一般的な内容についてお話をしたので、詳細はカジュアル面談などでご相談いただけると、皆さんの個別の疑問にお答えできると思います。ぜひご活用ください。よろしくお願いします。

culture-202407-02_ph06

関連記事一覧

 

 

「会社や仕事について聞いてみたい」というみなさまへ

「どんなスキルが必要?」「選考フローは?」「報酬や年収の目安は?」「福利厚生や働きやすさは?」

採用や会社について知りたい方は、採用担当者とオンラインでカジュアルに話したり、相談ができます。

応募するか迷われている方、まずは情報収集をしたい方、当社に少しでもご興味をお持ち頂いている方は、まずはカジュアルに話しませんか。
以下フォームよりお申し込みください。
カジュアル面談を申し込む

一緒に働く仲間を募集しています

モニクルリサーチ採用サイト

メディア運営を通じて、ともに読者に気づきを提供していく仲間を募集しています。
ほぼ全員がフルリモートでの環境で、柔軟な働き方を求める優秀な人材を求めています。

募集中の職種 RECRUITING JOBS

記事一覧へ戻る

おすすめ関連記事 RELATED ARTICLES