メディア編集本部で募集する編集者やマネージャーはどのような人か
モニクルリサーチ採用担当の柳奈央子さんに聞く【Vol.2】
株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」やくらしとお金の課題解決サービス「MeChoice(ミーチョイス)」を運営するメディアサービス会社です。
LIMOは2015年にコンテンツ配信をスタートし、現在では月間ユニークユーザー数が1200万人を超え、日本でも指折りの経済メディアとなっています。LIMOで取り扱うコンテンツは、はたらく世代が日々のくらしの中で直面するお金の話を中心として、専門家がわかりやすく解説することを目指しています。
また、コンテンツ配信だけではなく、ユーザーのお金に関する課題解決にも取り組んでおり、2022年にはWebサービスであるMeChoiceをスタートしています。
株式会社モニクルリサーチの採用担当である柳奈央子さんにいろいろ聞いてしまおうというこの企画。2本目となる今回は、メディア編集本部の組織構造や、求める編集者やマネージャー像について話を聞きました。(1本目はこちらから)
※2024年9月4日付で、株式会社ナビゲータープラットフォームは株式会社モニクルリサーチに社名変更いたしました。
株式会社モニクル
採用担当
柳 奈央子 Naoko Yanagi
メディア編集本部の組織体制とは
本日は、メディア編集本部について深掘りしていきたいと思います。メディア編集本部には、どのような部署がありますか?
メディア編集本部には、現時点でLIMO編集部、編集長室、管理企画室の3つの組織があります。
LIMO編集部はLIMOで公開するコンテンツを企画・制作をしています。また、編集長室はLIMO編集長のもと、新たな企画を実行し、検証するためのチームです。速報対応なども行っています。そして、管理企画室は社内業務や外部取引にかかわる管理の仕事をしています。
まずは、LIMO編集部の仕事について、お話ししたいと思います。
LIMOの特徴と編集体制、今後の目指す姿とは
LIMOのコンセプトやメディアの特徴、ビジネスモデルについて、教えてください。
LIMOはくらしとお金をテーマにした経済メディアです。
LIMOがコンテンツとしてこだわっているのは読者が気になる話題のテーマを専門家とともに掘り下げて解説することです。LIMOが注力するのはニュース解説というカテゴリであり、新聞のように第一報やスクープを読者に届けることは得意としていません。
LIMOは官公庁や企業が公開する一次情報を丁寧に分析し、読者に対してわかりやすく解説することを重視しています。これはLIMOの前身である「投信1(ワン)」の時代から変わらないスタイルです。こうしたスタイルが貫かれているのも泉田や原田が証券アナリスト出身で、メディアの立ち上げに携わってきたことが大きいと思います。
LIMOの月間ユニークユーザー数は1200万人を超えており、経済メディアとしては国内でも上位に位置しています。
また、LIMOのコンテンツは外部メディアにも配信されており、配信先としてはYahoo!ニュース、dメニューをはじめとしたポータルサイトの他、スマートニュースといったキュレーションアプリなどにもコンテンツを配信しています。
LIMOはネットワーク広告や純広告が主な収益源となっています。ネットワーク広告や純広告はメディア事業部が行いますので、LIMO編集部が直接かかわることはありません。
LIMO編集部の編集体制はどうなっているのでしょうか。
編集体制としては、コンテンツ・マネージャー(CM)として泉田がおり、そのサポートにデピュティ・コンテンツ・マネージャー(DCM)がいます。CMやDCMが各部のマネジメントを行っています。
LIMOは、コンテンツのテーマごとに部が分かれており、現状は1部から6部まであります。それぞれの部に編集者が所属していますが、同じ編集者が重複して異なる部に所属することはありません。その理由としては担当するテーマを深掘りするためです。
各部は、編集者であるアシスタント・コンテンツ・マネージャー(Assistant Cotent Manager, ACM)とリーダー、スタッフで構成され、ひとつの部の規模は1~3名となっています。新たに採用された編集者は、得意分野ごとで既存の部に配属されるか、すでにある部のテーマにはまらない場合には、新設されることもあります。
コンテンツは、基本的には各編集者が企画し作成、もしくは編集を行います。ACMがリーダーシップをとって、コンテンツの企画をメンバー間で相談することもあります。
ただ、最終的なコンテンツの責任者は編集者ですので、どのようなコンテンツを取り扱うかの判断は編集者にゆだねられます。
編集者の年齢層は30代から50代で、はたらく世代の目線で、くらしとお金をテーマに日々情報を発信しています。
編集会議などはあるのでしょうか。
CM、DCMをはじめACM以上が参加する編集会議が週1回あり、各部のパフォーマンスの実績を確認し対応を協議しています。
また、部ごとに分科会が週1回あり、ACM以下のメンバーが、実績を踏まえ、どう対応するかや企画しているコンテンツを参加者で話し合う場となっています。
いずれの会議もオンラインで行われています。
将来的にはどのような姿を目指しているのでしょうか。
現在はまだコンテンツ化できていない、くらしの中でお金に関係するテーマを広げていきたいと考えています。
LIMO編集部の募集ポジションと求める人物像
LIMO編集部で募集中のポジションや求める要件について教えてください。
LIMOは話題のニュースを深掘りすることができる編集者を募集しています。
LIMOの編集者の特徴としてあげられるのは、編集者としてもなんらかの専門性を有していたり、各業界での実務経験者であることです。
たとえば、経済や金融、投資コンテンツを扱う編集者であれば、金融機関勤務経験者であったり、証券外務員やFPといった各種資格を保有しています。
編集者として有識者を見極める目も必要ですが、その前に自分が何らかの専門家であったり実務経験者であるということを大事にしています。
LIMOの編集者に求めるスキルはどのようなものでしょうか。
編集者に求めるスキルのうち、弊社で特徴的なのはデータを分析する力です。編集者というと、とかくコンテンツにこだわることが求められる職業ですが、LIMOはネットメディアである以上、データをもとにユーザーの動向を分析し、分析結果をコンテンツに反映することが求められます。
ネットメディアの特性としてはユーザーの動向が瞬時に分かるということと、蓄積されたデータを元により踏み込んだ分析ができます。編集者としてコンテンツにこだわることはもちろんのこと、データ分析能力も求められます。
編集者はデータ分析が得意という人ばかりではないかと思いますが、いかがでしょうか。
私が担当させていただいている面接プロセスでも「データ分析には自信がない」という方もいらっしゃいます。
ただ、入社後のオンボーディングで研修としてデータ分析の仕方もレクチャーしますので、数字にアレルギーがないという方であれば問題ありません。
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編集長室の募集ポジションと求める人物像
編集長室の役割について教えてください。
編集長室はLIMO編集長のもと、新たな企画を実行し、検証するためのチームです。速報対応なども行っています。
編集長室で募集中のポジションと求める人物像について教えてください。
今後も速報記事を増やしていきたいので、情報処理が早く、アウトプットが効率的な方を募集しています。
管理企画室の募集ポジションと求める人物像
管理企画室の役割について教えてください。
管理企画室は、社内データを正確にかつ迅速に整理し処理することで、編集者に対してデータ分析の支援をすること、また弊社の決算処理の迅速化をするのが目標です。
LIMOやMeChoiceのコンテンツ制作にあたっては、社内の編集者・ライターが執筆や制作するコンテンツだけではなく、多くの外部執筆者や業務委託先が関わってきます。コンテンツ数の拡大をイメージすると、最終的には製造業のように大量の製品を取り扱う業界をベンチマークにしていくことを想像しています。
管理企画室は、業務プロセスを把握し、それを改善するための企画、またそれらに必要なインフラの整備が役割となっています。インフラ整備としては、社内で取得しているデータを整理し、そのためのシステム開発をするデータ・エンジニアリングを推進しています。
管理企画室で募集中のポジションと求める人物像について教えてください。
管理企画室ではこうしたイメージを共有しながら業務改善をリードしてくれるマネージャークラスの人材を募集しています。業務改善経験者が望ましいです。
また、データ・エンジニアリングを進めるにあたって、データ・エンジニアを募集しています。社内のディレクターやエンジニアとともにプロジェクトを進行していただくアシスタント・マネージャー、リーダー、スタッフクラスの人材を募集しています。
採用担当者からみた入社後に活躍する人材の共通点
入社後は、どのような人が活躍しているのでしょうか。
メディア編集本部では、特に柔軟性のある人が成功しているように見えます。年齢に関わらず、目の前の結果を素直に受け止め、自分が起こした行動の軌道修正をできる人がうまくやれているという印象です。
また、うまくいった場合には、その理由をしっかりと分析し、その成功の再現性を高められる人が評価されています。
コンテンツというとアートの要素が目立つこともありますが、データをもとにサイエンスにまで高められる人が活躍していますね。
企画をコンテンツ制作の前工程とすると、データ分析という後工程もしっかりとできるという方には楽しい職場かなと思います。
データ分析は苦手だという編集者については、どのようにスキルアップをされているのでしょうか。
入社後のオンボーディング期間にデータ分析研修があります。不慣れな人でも、そこで基礎的な内容のレクチャーを受けることができるので安心かと思います。
管理企画室では、社内データが一目でわかるダッシュボードも作成していますし、編集者が簡単に検索するツールなども編集者のリクエストに応じて、その都度制作しています。
また、メディア編集本部には、データ分析を専門に中心に取り扱うチームもあり、分析結果はその都度共有してもらえます。
メディア編集本部の募集しているポジションとは
さて、メディア編集本部では、現在どのようなポジションで募集をしているのでしょうか。
おかげさまで事業拡大に伴い、メディア編集本部内でさまざまなポジションの募集があるという状況です。
LIMO編集部では編集者を募集しています。
管理企画室においては、マネージャーやアシスタント・マネージャーのクラスで業務マネジメントができる人材、またリーダーやスタッフのクラスでデータ・エンジニアや業務プロセス改善のスペシャリストを募集しています。
メディア編集本部でも編集者だけではなく、マネジメントのポジションもあるということなのですね。
はい。まずはカジュアル面談にお越しいただければ、現状をもっと詳しくお話しできるので、ぜひお申し込みいただければと思います。お話しできることを、楽しみにお待ちしております!
ありがとうございました。
次回は、メディア事業本部について、詳しくお話をお聞きします。
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