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人とのつながりがいい記事をつくる リモートで支えるコンテンツディレクションの仕事
数十人規模のチームを束ねるコミュニケーションの工夫とは

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「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとする株式会社モニクルリサーチ。当社が運営する経済メディア「LIMO(リーモ)」では、くらしに根ざした「お金」の情報を身近に、分かりやすく理解してもらうためのコンテンツを配信しています。

今回は、コンテンツディレクション室でディレクターとして活躍する中沢 新さんにお話を伺いました。

中沢さんは、介護や金融など多様な分野での編集経験をお持ちです。現在は、モニクルリサーチのコンテンツディレクション室にて、メンバーや外部スタッフのタスク管理や編集支援などに携わっています。これまでのキャリア、現在の仕事内容、そして今後取り組みたいテーマについて語っていただきました。

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株式会社モニクルリサーチ
コンテンツディレクション室

中沢 新 Arata Nakazawa

1989年生まれ。群馬県出身。早稲田大学文化構想学部文芸・ジャーナリズム論系卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO」にて、世の中で話題になっている出来事のニュース解説記事の編集・執筆に従事した後、現在は金融関連記事の制作支援を担当。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

編集と介護、異なる現場で積み重ねた経験

本日はよろしくお願いします。はじめに、これまでのキャリアについてお話をお聞かせください。

大学では、文芸ジャーナリズムと出版ジャーナリズムを学び、その後、大学院でもジャーナリズムを専攻しました。

準修士学位取得後は就職をせずに、フリーライターとしてキャリアをスタートしました。当初はネット記事の執筆が中心で、恋愛がテーマの記事などを書いていましたね。

ただ、専門的な記事を書いていきたいという気持ちから、フリーライターとして2年ほど働いたあと、高齢者介護の仕事へ転職しました。介護についての知識をつけて、専門的な編集者になろうと思ったんです。

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ライターから介護の仕事に進まれたのは、少し意外に感じました。

そうですね。ライターや編集者として継続的に活躍できるよう、せっかくなら意外性を感じてもらえるキャリアを歩んでいきたいと考えていたところもあります。

超高齢社会と言われている日本において、ニュース等を通じて見知っているだけではなく、実際に自分でも体験してみたかったという部分も大きかったです。

実際介護の現場で働いていると、もちろん大変な部分も多くあったのですが、それ以上に日々の利用者さんとのやり取りで非常に学ぶことが多く、刺激的な日々を過ごせていたと思います。

その後は、ネットニュースの編集記者の仕事を経て、編集記者と介護の両方の経験を活かして、高齢者向け施設の検索サイトの編集者に転職しました。

メディア編集のお仕事に戻られたのですね。

はい。IT系のスタートアップだったこともあり、活字の編集者の枠に留まらず様々な仕事に挑戦させてもらいました。

漫画企画の立ち上げやYouTube動画の撮影なども経験し、自身の編集者としてのスキルを培ううえで本当に貴重な経験をさせてもらっていました。

Googleスプレッドシートを使った日々の業務管理等、それまでの自分が触れてこなかった業務も経験し、振り返ってみると今の自分の仕事の進め方に大きく影響を受けているなと思います。

そしてその後は、商品の比較サイトを運営している企業へ転職しました。様々な業務を経て培ってきたスキルを、より多くの読者をターゲットにした媒体でどこまでやれるか試してみたいと思ったのです。

そこでは、外部ライターの管理や記事のクオリティチェックなどを担当していました。キーワード選定などのSEO業務は専門チームが担当していたので、私は記事を作ることに専念していました。

その会社では分業化が進んでいたので、全てを一人でやるというよりも、たくさんの記事を作るために効率を考えて行動することが多かったですね。そこも、現在の業務にもつながっていると思います。

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モニクル入社の決め手は柔軟な働き方ができること

 それから中沢さんは、モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に転職されたんですね。きっかけはあったのでしょうか。

転職サイトで偶然求人を見つけたことが最初のきっかけです。求人を見たときは「これだ!」と直感的に思いました(笑)。

前職は出社が必須でしたが、モニクルリサーチは2013年の創業当時からずっとリモート勤務が基本とのことで、柔軟な働き方ができる点に惹かれました。

実際に面接で話をして、どんな印象を持ちましたか?

一次面接では、採用担当の方とお話ししたのですが、かけてくださったコメントがすごく温かくて働きやすそうな会社だなと感じました。

二次面接で代表取締役の泉田さんとお話ししたときには、自分のこれまでの経歴を評価してもらえたことがとてもうれしかったですね。これまでの経歴を活かせると確信できたので、入社を決めました。

編集からディレクションへ。見えてきた「自分に合う仕事」

入社後は、どのような業務を担当されましたか?

最初は編集4部に配属され、アシスタント・コンテンツ・マネージャー(Assistant Cotent Manager、ACM)として記事制作や、チームのマネジメントを担当しました。

編集業務からスタートされたのですね。実際に仕事をしてみていかがでしたか?

私自身、最初は編集業務をしたいと思い入社したので、非常にやりがいはありました。ですが、実際には記事を書くよりも、人と人の間に立って調整する役割の方が自分に向いているのではないかと感じるようになってきたんです。

ライターさんに執筆の依頼をして、フィードバック等のやり取りを通してライターさんと一緒に記事を作り上げていくことの方が性に合っている、というのでしょうか。

ライターさんたちと作り上げた記事が、結果としてPV等の数値が良好だと、本当にうれしいですね。自分一人では手数が足りない部分でも、ライターさんたちと一緒にチームを組んで進めていくことで、より多くの記事を読者に届けることができる点にも魅力を感じています。

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その後、まずは一人部署としてコンテンツディレクション室(CD室)が新設されました。CD室は、当社が運営するすべてのメディアで扱うコンテンツのコンテンツディレクションを行う部署です。LIMOの編集者がディレクションを希望する場合に、外部の寄稿者などとの間に入り、コンテンツのディレクションを行います。CD室があることで、それぞれの編集者が事務的な作業に時間をかけずにすむため、コンテンツ制作に注力することができます。

コンテンツディレクション室では、どのような業務をされていたのでしょうか。

まずはチームのリーダーとして、メンバーのタスク管理や業務の見える化を行いました。そして、記事を計画的に生産していけるように、課題の洗い出し、解決のための実行を日々メンバーと協力しながら進めていきました。現在はアシスタント・マネージャー(Assistant  Manager、AM)として、よりCD室が当社に貢献できるよう、数値管理を徹底しながら目標達成に向けて邁進しています。

数十人規模のチームを動かす伝える工夫

現在はどのようなチーム体制で運営されていますか?

現在、チームはパート、インターン生、外部パートナーの方を含めて数十人名規模の組織になっています。

常日頃から人と人とのつながりを大切にしないと、良い記事は作れないと感じているので、コミュニケーションには特に気を遣っていますね。

もちろん、言葉だけでは伝わらないこともあるので、制作フローを簡略化したり、オンラインMTGの実施や伝え方に配慮するなどして、チームメンバーが自分事として目の前の課題を捉えて前進していけるよう工夫しています。

仕事のやりがいはどんなときに感じますか?

やはり、編集部をサポートをして「ありがとう」といわれたときですね。人の役に立てたと実感できる瞬間はうれしいですし、仕事のモチベーションにもつながります。LIMOは、2025年4月に月間PV数6000万を突破し、非常に多くの方に愛されるメディアにまで成長しています。そうしたたくさんの方に読んでいただけるコンテンツを作る一端を担えているところも、大きなやりがいです。

最後に、今後やっていきたいことを教えてください。

月並みですが、LIMOを日本で一番読まれる経済メディアにしていけるよう貢献していきたいですね。そのためにコンテンツディレクションができることはまだまだあると考えていますので、一つひとつ課題を乗り越えていって、みんなの力で目標を達成していく、そんなチームが作れたらいいな、と考えています。

課題はいろいろとありますが、それを克服すること自体をみんなで楽しんでいけるようなチームを目指して、これからも頑張っていきたいと思います。

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一緒に働く仲間を募集しています

モニクルリサーチ採用サイト

https://monicleresearch.co.jp/recruit

メディア運営を通じて、読者の気づきをともに提供していく仲間を募集しています。全員がフルリモートでの環境で、柔軟な働き方を求める優秀な人材を求めています。

 

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