地方から、ウェブメディア編集の最前線で活躍できる モニクルリサーチが実践するフルリモートの働き方とは

「金融の力で、安心を届ける。」をミッションとする株式会社モニクルリサーチ。当社が運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」では、くらしに根ざした「お金」の情報を身近に、分かりやすく理解してもらうためのコンテンツを配信しています。
「LIMO」は今年、月間UU1400万を突破し、多くの読者の方に情報をお届けしています。モニクルリサーチでは、フルリモートでの働き方を推進しているため、首都圏に限らず全国各地のメンバーが活躍しています。
今回は、地方からでも活躍できるモニクルリサーチのカルチャーや、働く環境についてお伝えします。地方に暮らしながら子育てと両立し、メディア編集本部で働く太田 彩子さんの事例もご紹介します。
創業時から変わらない「フルリモート」という働き方
モニクルリサーチでは、2013年3月の創業時から、フルリモートの働き方が12年以上続いています。創業当時は東京・兜町にオフィスがありましたが、創業者である泉田と原田は、当初から「フルリモート」で働ける仕事環境にこだわっていました。
コロナ禍で注目されたことで、リモートワークが一般的に定着しましたが、モニクルリサーチではいち早く取り組んでいたため、コロナ禍でも、仕事の仕方はほぼ変わりませんでした。
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モニクルリサーチでは、社内の仕事のやりとりはSlack、会議はWeb会議システムを活用しています。週に1度、全社員がオンライン上で一堂に会するAll Hands(オールハンズ)というミーティングがあり、定期的にオンラインで顔を合わせる機会があります。

リモートワークができても、何日かは出社が必須だという会社もありますが、モニクルリサーチでは、完全にフルリモートの環境で仕事をしています。
会社に用事があれば出勤する場合もありますが、定期的な出社の義務はありません。
ただ、絶対に出社できないという訳ではなく、本社内の共有スペースでは自由に仕事をすることができます。本社は東京の半蔵門にあり、大阪本社は梅田にありますが、取材や営業で外出する機会のあるメンバーは、会社で仕事をすることもあります。
地方在住でもメディアの仕事ができる理由
ここからは、フルリモートの働き方について、メディア編集本部で働く太田 彩子さんに話を聞きました。

株式会社モニクルリサーチ
メディア編集本部
太田 彩子 Ayako Oota
本日はよろしくお願いします。リモートワークで働いていると、社員同士直接会う機会もあまりないかと思います。社内のコミュニケーションはどうとっているのでしょうか。
私は関西在住ですが、関西組は直接会って、ランチなどをする機会もあります。そうしたリアルに会う機会を通じて、それぞれの人となりも分かっているので、オンラインでも会話がしやすいと感じています。
モニクルリサーチのSlackでは、朝のあいさつなどで社員が日々の出来事などを書くのですが、「この人はこんな趣味があるんだ」「ノリが良さそうな人だな」といった、それぞれの個性や人柄が垣間見えます。仕事以外であのような雑談の場は大事だと思っています。
モニクルリサーチでは、柔軟な働き方を支える制度はありますか?
はい。モニクルリサーチでは、一部でコアタイムのない裁量労働制を導入しています。子育てや介護などそれぞれの事情に合わせて、自分にとって一番働きやすいスタイルで勤務することができるんです。
公務員、フリーランスを経て、LIMO編集者へ
次に、太田さんが現在担当されている仕事について教えてください。
現在はメディア編集本部に所属しています。メディア編集本部では、金融・マネーに関するコンテンツから「SNSで話題になった投稿」の紹介記事など、幅広く発信しています。
具体的にはどのような業務内容でしょうか。
マネーに関する記事では、新NISA制度、iDeCo、住宅ローン減税、ふるさと納税、また年金といった制度に関する解説をはじめ、金融庁のレポートに端を発した「老後2000万円問題は本当なのか」といったテーマの解説や、「新NISAで積み立てるといくらになるのか」など、具体的な例を出して、身近な疑問に答えるべく記事を書いています。
また、SNSで話題になっている投稿を独自の切り口で解説する記事など、より読者の方の暮らしに寄り添った記事も増やしています。
多くのライターさんに協力していただいているので、スムーズに記事を進行できるようディレクションにも力を入れ、組織づくりを強化しているところです。
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以前に地方自治体の公務員として働いていたそうですが、当時はどのような仕事をされていたのでしょうか。
大学卒業後、新卒で教育関連企業の営業職として働いた後、地方自治体の公務員として入職しました。
自治体の窓口担当として、主に国民健康保険料の賦課、保険料の徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え業務などを行っていました。
自治体の窓口ではどのような相談を受けていましたか?
離職のタイミングで、「社会保険と厚生年金」の組み合わせから「国民健康保険と国民年金」の組み合わせに切り替えに来られる方や、保険料の目安などを聞かれる方が多かったですね。
また、定年退職を機に「国民健康保険に入るか任意継続をするか、どちらが保険料が得ですか?」という相談も多かったので、その都度試算していました。
年金は高齢者にとって身近なものですが、意外に知られていません。制度自体が複雑ですし、広報やHPで年金の情報をアナウンスしているつもりでも、「そんなの聞いてない」と言われることが多かったです。
公務員の後はどのような仕事をしていたのでしょうか?
公務員を辞めた後は、保険代理店でマーケティング業務をしていたのですが、その時に「パートから正社員になりませんか?」という話をいただいていました。
ただ、双子の子どもたちがちょうど小学校に上がるタイミングで、フルタイムで働くと学童のお迎えに間に合わないことが分かりました。パートをそのまま続けたとしても、学童に入るための点数が低くなってしまうため、それなら家でできる仕事をしようと思ったんです。
保険代理店で保険の紹介やFPの記事を書いた経験があったので、最初はフリーランスの金融ライターとしてスタートしました。
育児とキャリアを両立できる環境が入社に決め手に
その後「LIMO」のライターになったんですよね。当社の求人はどのようにして見つけましたか?
金融ライターを募集している会社を検索して見つけました。もともと「LIMO」を知っていたので、自分も寄稿できればと思い、応募しました。
正社員として入社する「決め手」になったのは、何だったのでしょうか?
面接の時、代表取締役の泉田さんに、「LIMOの編集者は子育てしている女性社員もたくさんいます。両立の面では大丈夫ですよ」といってもらえたのが心強かったですね。
当時、仕事を教えてくれた方々にも、仕事と子育ての両立に理解を示してもらえたので、「ここで働きたい!」と思いました。
子どもの急な予定にも対応できる、柔軟な働き方
実際にフルリモートで働いてみて、どのように感じましたか?
フルリモートでは通勤がないというのは大きいですね。
以前、子どもが骨折をした時、私が朝晩の送り迎えをしていたことがありました。もし通勤するなら半日休や時間休を取らなければいけませんが、フルリモートなので大きな影響なく働くことができました。
あとは、お昼休みに晩ごはんの仕込みをしているんですよ。そのような日々の家事にもすぐ対応できるのは良いところですよね。
逆にフルリモートで困ったこと、改善したいことはありますか?
入社して間もない頃は、Slackで質問する時に、「今は忙しいかな?」「邪魔してしまうかな?」と考えて躊躇してしまうこともありました。当時に比べてリモートワークには慣れてきましたが、今も声をかけるタイミングに迷うことはありますね。
フルリモートならやりたい仕事ができる可能性が高まる
今後、どのような人と働いてみたいですか?
何にでも幅広く興味がある方と働けると、「LIMO」の記事の幅が広がりそうでわくわくします。現在、モニクルリサーチにはさまざまなバックグラウンドを持つ人が在籍しており、毎日が刺激の連続です。
幅広い分野に深掘りして追求できる探究心があると、編集者としてできることが増えると思いますし、そういった探究心のある方と働きたいですね。
メディアとしてはめずらしいかもしれませんが、分析も重要となる会社です。数字を敏感に捉え、仮説を立てながら検証していくことが好きな人は、挑戦しやすい環境だと思います。
最後に、同じような立場で転職を考える方にメッセージをお願いします。
家庭や個人の状況によっては、「フルタイムでは働けない」とか、「通勤範囲に自分のスキルが活かせる仕事がない」といったご事情がある方も多いですよね。私自身もそうでした。でも、そういった制約のせいで、自分のキャリアに制限を設けてしまうのはもったいないと思います。
そういった制約の中で、これまであきらめていた方も、フルリモートならやりたい仕事ができる可能性も増えるので、「できない」という思い込みから発想を変えてみることが大切だと思います。
太田さん、本日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
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